変化

先日、学生時代のバイト先の社員が博多に異動になる、というので送別会に行って来た。
体調が悪かったのと平日の夜ということで、多少行くかどうかの迷いもあったのだが、やはり世話になった人である。
無理強いをして会に参加した。
その場には、現在のバイト連中や常連のお客さんなどが20人近く集まっていて盛り上がっていた。
俺のように過去に働いていた連中も何人かいて、いくらか肩身の狭さを感じながらも、ちょっとした同窓会のようで久しぶりに面白かったな。
もちろんその方とは、バイトを辞めた今となっては滅多に会うこともなかったのだが、やはり知り合いが遠くに行ってしまうとなると寂しいものである。
俺は常に変化をしていきたい、とよく考える。
今の場所に満足して止まってしまうよりも、何かを求めて先へ先へと進んでいきたいと考えている。
ただね、その一方、最近心のどこかで全てが変わって欲しくないとも考えているんだな。
あの場所に行けば気のいいコイツがいて、そして時々飲みに行くヤツやお気に入りの店、たまには皆で馬鹿やって…
アイツは相変わらずモテなくて、男同士で語り合ってさ…
んで世の中駄目だ、なんて叫んでる俺がいて…
黙っていても時は流れていくから、そういうものがいつの間にか俺の前から消えちまう。
それが時々寂しくてな。
やはり、仲の良いヤツとはいつまでもツルんでいたいし、お気に入りの店だって通っていたいよな。
なぜこんなに感傷的になっているのかというと、俺自身にももうすぐ大きな変化が訪れる予定なんだ。
それは自体はとってもうれしい事なんだけど、どこかで色々と変わっちまうんじゃないかって恐れてる。
今まで楽しかったことや、馬鹿やってた奴等との関係なんかが変わっちまうんじゃないかってさ。
ん~どうしたもんかな。
ただ時が過ぎちまうのはしょうがないことだしな、やはり変化を受け入れ、いくつかの可能性の中から、良い未来を自分で掴み取っていくしかないのかな。
答えは出そうもないな。
だけどさこれだけは頼む。
俺の友人達よ、これからもずっと俺とツルんでくれ。
どうやら俺はかなりの寂しがりやみたいなんだな。
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